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経済産業省幹部年頭所感 中小企業庁 長官 角野然生
適正価格・生産性向上・差別化の3つが肝
日本の雇用の7割、付加価値の5割以上を占める中小企業・小規模事業者の皆様を起点として、投資、イノベーション、所得向上の3つの好循環を起こし、わが国の経済を成長軌道に乗せていくことを目指します。
特に、「適正な価格転嫁の実現」「生産性の向上」「差別化戦略」の3つが肝であると考えます。本年も価格転嫁対策に全力で取り組みます。さらに、新たな設備導入や研究開発などの生産性向上への前向きな投資を、IT導入補助金やものづくり補助金などを通じて支援します。
また、海外展開を考える中小・小規模事業者の皆様を、「新規輸出1万者支援プログラム」により、事業計画の策定や商品開発から販路開拓までを一気通貫で支援します。
後継者へのバトンタッチやM&Aにより、一層円滑な事業承継を後押しします。加えて、自己変革・行動変容を促す「課題設定型伴走支援」を日本全国に展開します。
中小企業・小規模事業者の皆様のチャレンジを後押しし、皆様の希望の実現に全力 を尽くしていく決意です。
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