グランプリはトプコンと日本郵船 ～今年もＤＸ銘柄を選定

経産省は、東証とIPAとの共同で「DX（デジタルトランスフォーメーション）銘柄2023」を選定した。選定企業32社のうち、DXグランプリ企業2社、「DX注目企業」19社、さらに、今年度から新たに、特に傑出した取組を制度開始当初から継続している企業を「DXプラチナ企業2023-2025」3社を発表した。

 

新たにプラチナ企業を３社選定

 

グランプリ企業は、トプコン（精密機器）と日本郵船（海運業）となった。
また今年から３年限定でプラチナ企業に選ばれたのは、中外製薬（医薬品）、小松製作所（機械）、トラスコ中山（卸売業）の３社となった。

 

 

DX銘柄とは、東証に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を選定している。目標となる企業モデルを広く波及させ、経営者の意識改革を促している。幅広いステークホルダーから評価を受けることで、DXのさらなる促進を図るもの。

 

DX銘柄の選定企業は、単に優れた情報システムの導入、データの利活用をするにとどまらず、デジタル技術を前提としたビジネスモデルそのものの変革及び経営の変革に果敢にチャレンジし続けている企業のことである。

 

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