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スタートアップ向けESG活動調査 ~KPMG
KPMGコンサルティング(宮原正弘代表取締役社長兼CEO)は、このほど国内のスタートアップ企業とベンチャーキャピタルなど投資企業を対象に、ESG活動への認識や活動実態、課題感についてのアンケート調査結果をまとめたレポート、「国内スタートアップシーン ESG活動調査 日本流スタートアップの飛躍に向けて」発表した。
レポートでは、ESG活動の「認識」「活動実態」「課題感」の3つの要素に関するアンケート。ESGの思想へは多くの組織が賛同し国際的潮流にもなっているなか、スタートアップへは、経済成長だけでなく社会課題の解決を伴うイノベーションの担い手としての期待が高まっている。
スタートアップ、投資企業ともESG活動が重要であると認識しているが、社内のE(環境)、S(社会)、G(ガバナンス)活動の浸透度は高くない。
課題感としては、ESG活動(投資)を支援する制度/ガイダンスが不十分、支持する消費者が少ない、などがあげられた。
また、ESG投資における標準的なものさしがなく、各企業レベルによりマチマチに実施されている、国際的潮流となっているESG投資における担い手として、スタートアップを支援する活動が今後重要になってこよう。
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