中小機構では初の都市型研修施・女性やサービス業向けより柔軟に ～「中小企業大学校九州校」開校！

　経営者や後継者が直面する経営課題を解決するために多彩な研修メニューを提供する中小企業大学校。さる1月16日、福岡市博多区綱場町に九州校が開校した。

 

　同校は、中小機構九州本部に隣接した都市型研修施設で、博多駅や天神、福岡空港から接続可能な福岡市地下鉄「中洲川端駅」、「呉服町駅」から徒歩５分圏内のオフィス街に位置し、利便性が格段に向上した。

　最大100人収容可能なセミナールームや、受講者同士が交流を図るサロンスペースなどを設けた新キャンパスに堀田充徳九州校長は「これまで時間的制約により受講が難しかった事業者の方にぜひ来校してほしい」と期待を寄せる。

 

　九州校では「受講者同士の対話を重視した実践的な研修」の基本を維持しつつ、通いやすさを追求。研修開始時間を午前１０時に設定したほか、多忙な経営者や、女性リーダー、小売業・サービス業の事業者などが参加できるように、午後開講の研修や、１日の研修時間の短いインターバル型の長期研修を設けた。
　一方、従来、実施してきた長期宿泊型研修のニーズに対しては、九州校の一部研修を宿泊施設も備える人吉校で実施していく構えだ。
　また、九州校に来校できない事業者に向けては、九州・沖縄各都市でのサテライト・ゼミや、各企業や中小企業支援機関のニーズに即したオーダーメイド型の研修で対応する予定だ。
　さらに中小機構九州本部と隣接する立地を生かして、機構が提供するハンズオン支援や窓口相談と研修との融合を図り、新しい形の中小企業支援も創出していく。

 

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