社告  令和6年1月の能登半島大地震ならびに9月の能登豪雨に見舞われた被災者の皆様に 心よりお見舞い申し上げます。    経済産業新報社

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2024/12/22

参加した高校生からの研修の感想 ~12名の高校生による国際フィールドワーク(後編)

参加した高校生からの研修の感想

 

・水野真志君 当初、インドネシアでは森林破壊が進んでいると思っていたが、APPさんのCSR活動を見て、企業支援による森林保全が進み、貢献している現場を見て驚いた。また街の発展の様子や農村での支援活動も勉強になった。紙を使うときはインドネシアを考えて行動していきたい。

 

・藤田健太君 APPの支援は上から目線と思っていたが全く違っていた。DMPAの村やトレーニングセンターを見たら、村人の主体的な提案がベースの援助だった。インドネシア人の人柄と企業との共生により、コミュニティが生まれていた。工場では徹底してロスを排除しているのに、使用している日本人の紙の無駄使いが気になった。

 

・宮下柚百(ゆずと)君 日本とインドネシアの男女の雇用など考え方の違いに驚いた。APPの工場では皆、笑顔で接してくれ余裕を感じた、また、「標語」を大切に貼っていて良い習慣を大事にしていた。日本は何事も他人事にしてしまうが、インドネシアは全て自分事として捉え実践している。

 

・松友愛実(まなみ)さん 私は森林や自然・生態系の保全と文化に興味があり参加した。保全とくらしの両立がなされており、大切な紙の元である木を植えたものを切り、大事に利用していた。自然に生えているラミンの木はお金になるけど切らないことに感動した。交流した現地の学生の積極性に驚いた。もっと交流をしていきたい。

 

・楠本百花(ももか)さん 日本では全く興味がわかなかった製紙工場の見学で知見が広がり楽しかった。植樹した木が絶滅危惧種と聞き、自分も研究していたので大変さを共感できた。コミュニティセンターでは林業に興味が沸くよう学生を支援していて、日本も真似るべきだと感じた、

 

・新山泉月(いつき)さん 森林火災を防ぐなどの大きな課題の解決にはたくさんの人の努力が必要だと感じた。APPの工場やDMPAプロフラムを見て、森林と人の暮らしが密接につながっていると実感した。森林の減少は知っていたが、現地で広大な植林事業を行っているAPPさんの活動の幅広さに驚いた。