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経済産業省幹部年頭所感 商務情報政策局 局長 野原 諭

AI・半導体産業基盤強化フレームを策定
生成AIによるイノベーションが世界中で急速に進む中、わが国企業が成長し続けるためには、優れたAIやそれを動かす最先端の半導体を製品・サービス等に早期に取り込んでいくことが重要です。そのために、国内に最先端のAI・半導体技術や産業、人材基盤を整備します。
その実現に向けた第一歩として、2030年度までに10兆円以上の公的支援を実施する「AI・半導体産業基盤強化フレーム」を策定いたしました。今年は、当該フレームの一環として、先端・次世代半導体の国内生産拠点の整備や研究開発支援を実施するとともに、次世代半導体の量産等のために必要な法案を通常国会に提出します。
また、GXの実現にも資する蓄電池の産業基盤強化や、経済安全保障上も重要なサイバーセキュリティ対策、ウラノス・エコシステム(業界を超えたデータ連携・企業間連携の取組)の推進、ドローン航路等のデジタルライフラインの全国整備も引き続き進めます。
本年も、デジタル社会の実現に向けた政策を全力で推進し、皆様と共に明るい未来を築いてまいります。
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