経済産業省幹部年頭所感　中小企業庁 長官　山下 隆

取引適正、生産性向上、成長投資を支援

 

　令和７年という新しい年を迎え、謹んで新春のご挨拶を申し上げます。

　まず、令和６年能登半島地震や９月の豪雨等により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。引き続き、被災された事業者の皆様に寄り添いながら、生業の再建に全力を尽くしてまいります。

　また、中小企業庁としましては、中小企業・小規模事業者の皆様が、物価高や人手不足といった数多くの課題に直面している中、物価高に負けない持続的な賃上げを実現できる環境を整えるべく、「取引適正化の推進」「生産性向上支援」「成長投資支援」の３つを本年も強力に進めてまいります。

　大阪・関西万博が開催される令和７年の干支「乙巳（きのと・み）」は、努力を重ねて変化を繰り返しながら柔軟に発展していく年と言われます。中小企業・小規模事業者の皆様がこれまでのヘビー（巳）な環境を乗り越え「脱皮」を遂げ、成長を実現できるような環境を整えるべく全力を尽くす所存です。

　本年が、皆様にとって実りある年となるよう心より祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

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