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経済産業省幹部年頭所感 中部経済産業局長 寺村 英信

循環型経済実現へ動静脈連携を推進
令和7年の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
昨年発生した能登半島地震から1年が経過しましたが、被災地のなりわいの復旧・復興にはまだ時間を要する状況です。中部経済産業局としましては、引き続き事業者に寄り添いながら、なりわい再建に全力を挙げて取り組んでまいります。
また、中部地域は自動車関連産業を始めとする製造業の集積が厚く、古くから続く取引慣行が残っていることから、価格転嫁等の取引適正化を強化しつつ、長きにわたるコストカット型経済から脱却し、成長型経済への転換を促してまいります。さらに、サーキュラーエコノミーの実現に向け、自動車メーカー単独では取り組みが困難な課題についての検討を深め、中長期的な視点に立った動静脈連携の推進にも取り組んでまいります。
結びに、皆様の御多幸と御健勝を心から祈念いたしまして、新年の御挨拶とさせていただきます。
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