社告  令和6年1月1日にM7・6の能登半島大地震に見舞われた被災者の皆様に 心よりお見舞い申し上げます。    経済産業新報社

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2018/10/03

日本を強くするIoT投資促進税制 DX対応先進企業 アサヒグループホールディングス ~レガシーからクラウドへのシステム刷新 グループ標準共通基盤を構築 IT費を半減、減らした分で次々に新規のIT投資実行

総合酒類・飲料メーカーに成長したアサヒグループホールディングス。同社がシステム刷新を手掛けたのは2011年にさかのぼる。「M&Aを進めた結果、グローバルに対応できる経営、持ち株会社に移行するため、国内のITシステムの効率化、刷新が中期計画のテーマとなった」(同社・知久龍人執行役員IT部門ゼネラルマネージャー、アサヒプロマネジメント取締役)。
ツギハギだらけのシステムに次々、追加投資を続けたため、非効率な仕組みとなっていたものから、グループにおける標準共通基盤をめざした。 まず、グループ各社のIT資産を全て集約化し、経営戦略本社の下にアサヒプロマネジメント(戦略管理本社)を置き、ITに関わる予算、人を1つにとりまとめた。