政策と産業の最新動向を伝え、解説する“クオリティペイパー”


第68回目となる通商白書がこのほど公表された。今年は新興国の経済構造が変化し、世界的に潜在成長率が低下する一方、デジタル革命などにより世界経済が成長する可能性について分析している。
このような中で、わが国は、経済連携の推進、サービス貿易の拡大、中堅・中小企業の輸出促進、アフリカなどのニューフロンティアへの展開などに取り組むことが重要と指摘している。
今回、図表で紹介したのは、中国経済の影響力の広がりである。各国の最終需要に対する付加価値輸出国は、日米独中心であったが、近年は中国へ比重が移りつつある、
次に、世界的に拡大するサービス貿易である。2005年から2014年までの間、財貿易や名目GDPを上回る伸びでペースが拡大している。通信・コンピュータ・情報サービス、建設サービスが特に上昇率が高い。
市場規模は旅行サービス(観光)が1・2兆ドルと最大で、コンサルティング専門業務サービスが1・1兆ドルと続いている。また、訪日旅行客は近年、飛躍的に増加しているが、世界各国の中では22位であり、旅行サービス受取額の対GDP比は低い水準に留まっている。わが国のサービス産業の競争力向上による輸出拡大が課題となっている。

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