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経済産業省では、経済社会の情報化の促進に貢献したと認められる個人・企業等(企業、団体、教育機関等)を表彰する「情報化促進貢献個人等表彰」を行っており、今回、5件の経済産業大臣賞を決定した。毎年10月に開催される情報化月間行事の一環として1972年から継続的に実施しており、今年度で45回目となる。

高度な情報処理技術の研究・開発、高度IT人材の育成、ITの活用が遅れている企業へのIT活用の促進、の安全の確保について、先導的役割を果たし、又は顕著な成果をあげたと認められる個人・企業等を表彰している。

情報化月間とは、経済産業省、総務省、国土交通省、内閣府、財務省及び文部科学省の6省が連携し、わが国の情報化を促進し、豊かな国民生活を実現することを目的に、昭和47年から毎年10月を「情報化月間」として、各種行事を実施している。
今年度の経済産業大臣賞受賞者(5件)

○個人部門
・藤江 一正氏   独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 前理事長
(IPA理事長として、標的型サイバー攻撃対策体制の整備、セキュリティマネジメント試験創設に尽力、「インターネットITS協議会」活動などITを活用した社会課題の解決に大きく貢献した)
・竹迫 良範氏   SECCON実行委員長
(2012年よりネットワークセキュリティ協会のセキュリティコンテストの実行委員長を務め、産官学連携体制を築き、2015年にはSECCONを国際競技大会に成長させ、若手セキュリティ人材の育成と発掘に貢献した)

○企業等部門
・トヨタ自動車株式会社
(トヨタ生産方式を応用した稲作のIT管理ツール「豊作計画」を開発。農業法人の産業組織化と生産性向上が実現、農業のIT利活用の促進に貢献)
・大阪ガス株式会社
(15年かけて、データ分析を用いた全社的業務改革を実現、コストダウン、サービス向上、新規事業開発など経営に大きなインパクトを与える業績に貢献。IT利活用の先導的役割を果たした)
・株式会社ワークスアプリケーションズ
(ERPシステムでグローバル市場をめざし、応答速度0・1秒という卓越したAI機能を実現する、NoSQLデータベース型クラウド分散技術を世界に先駆けて採用した「HUE(ヒュー)」の開発は高く評価できる)