政策と産業の最新動向を伝え、解説する“クオリティペイパー”


明日に向かって不可思議な知の力を終結できるか?

「6」の融合人 高 愁陽

個の話:第四話②「生命システムとは何か?」
人間の不可思議な能力「オートポイエシス」・・

努力と天賦の才?

「オートポイエシス」の概念は、あのノーベル物理学賞を受賞したイリア・プリゴジンが主張する自己組織化(Self-Organization)の概念と結びつくのではと思われる。
自己組織化の考え方は、1977年に『散逸構造論』でノーベル賞を受賞したベルギーの物理学者イリヤ・プリゴジンの提唱する、『我々が住むのは、成長したり減衰したりする多様な【ゆらぎ】の世界であり、その【非平衡不安定な状態】における【個の自由】なふるまいから、【全体の秩序が創発】されてくる』とする生命論的世界観から生まれた『生命論パラダイムの理論』から導き出された概念である。(「知の経営~透き通った組織~」髙梨智弘著、白桃書房、2009年、265頁)
このような概念が、柔軟な経営の形態として、次のように実際に使われているとは驚きである。いくつか例を挙げてみよう。
例1:京セラの「アメーバー組織」
「オートポイエシス」や「自己組織化」の概念を経営に適用したのではと、著者が考えている柔軟な経営をする「アメーバー組織」として有名な京セラを率いたのが稲森社長である。
KDDIを作り、JALの再生を引き受け社長になった稲森氏は、「稲盛人生訓」の神髄!とも言える言葉を語っている。実際に実践してきた6つの教えである。彼の著書では、プロローグで、「六つの精進」がすばらしい人生をもたらすとしている。
1 誰にも負けない努力をする
2 謙虚にして驕らず
3 反省のある毎日を送る
4 生きていることに感謝する
5 善行、利他行を積む
6 感性的な悩みをしない
(「六つの精進ーすばらしい人生を実現するために」稲盛和夫著。2010年9月サンマーク出版)

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