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富士フイルムの上部消化管用経鼻内視鏡
「EG-L580NW」

「タバコと飲酒の習慣のある人は、それがない人に比べ食道がんにかかるリスクが約30倍以上」と言われており、特に食道がんの発見は難しいらしい。そのようながんの早期発見に威力を発揮しそうなのが、富士フイルムがこのほど発売した、上部消化管用経鼻内視鏡「EG-L580NW」である。
レーザー光を用いた内視鏡システム「LASEREO(レザリオ)」の新ラインナップであるこの内視鏡は、波長の異なる「白色光観察レーザー」と「狭帯粋光観察用レーザー」の2種類を搭載、特に後者のレーザーが粘膜表層の微細血管や粘膜のわずかな凹凸をシャープに映し出すことができる。
これに新画像処理機能「LCI(リンクカラーイメージング)」を付加すると、粘膜色付近の彩色差・色相差を拡張し、わずかな色の違いを強調して画像処理ができる。「正常の粘膜と炎症のある粘膜のわずかな色の違いを強調してくれるので診断の大きなサポートになる」(川崎医科大学・消化管内科・春間賢教授)
新型内視鏡は①鼻から挿入するため、嘔吐感が軽減できる、②先端部径5・8㍉の極細径ながら鉗子口径2・4ミリと広く、体液などの吸引性能が向上、③送気・排水管路構造の見直しにより、検査時間の短縮、医師のストレス軽減―といった特徴がある。がんの早期発見にはレーザー光を利用した経鼻内視鏡がこれからのトレンドとなりそうだ。

EG❘L580NW

EG❘L580NW

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