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人と機械が融和する生産革命をめざす

 

山田社長(右)と山海社長

山田社長(右)と山海社長

オムロン㈱(山田義仁社長)とCYBERDYNE㈱(サイバーダイン、山海嘉之社長)は、12月24日、FA(ファクトリ―・オートメーション)とサイバニクス技術を生かした人と機械を融和する「生産革命」に向けたロボット事業などで基本合意書を締結した。
その他、オムロンはサイバニクスが開発したロボットスーツHAL(介護・作業支援用腰タイプ)、搬送用・クリーンロボットの販売促進・保守サービスについて業務提携し、2015年度より海外を視野に入れて事業を展開する。
サイバー社の介護支援ロボット「HAL」は、作業・介護用装着型ロボットとして初の国際安全規格ISO13482を取得している。同社は2004年筑波大初のベンチャーとして設立、人の脳から筋肉に送られる微弱な生体電位信号を検知して、モーターにより人の動作をアシストするパワードスーツHALを開発している。
HAL作業支援用(腰タイプ)を試験導入している大林組の作業員がHALを装着し20㌔㌘の分電盤を80個運んだが、「腰に負担がかからず、10倍の作業ができる」という。
オムロンは独自のセンシング&コントロール技術を活かしたFAのパイオニア。日本全国130カ所にOFE(オムロン・フィールド・エンジニア)を1218名配置している。これがサイバー社のHALなどをサポートすることになる。
オムロンの山田社長は「われわれにはFA技術の永年のノウハウがあり、サイバーダインのサイバニクス技術を融合し、ロボット事業により人と機械が融和する新しい生産革命に貢献していきたい」と語った。
最後に、重い米袋をガイドレールなしで運ぶ搬送ロボットから、作業支援用腰タイプを付けたサンタクロースが米袋を持ち上げるデモが行われた。

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