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脳情報解読技術で、ニューロマーケティング

NICT(国立研究開発法人情報通信研究機構=坂内正夫理事長)は、脳情報通信融合研究センター(CiNet)が研究開発している、脳情報解読技術を使った動画広告・コンテンツによる視聴者評価をNTTデータグループが採用、世界で初めて商用化サービスを始める、と発表した。
これはニューロマーケティングという手法であり、視聴者の「脳」の反応データを加味することで、より、リアルタイムな印象、より実態に即した精度でのきめ細かい、動画広告の効果を、正確に予測・評価できる。また、少数のサンプルでも社会全体の反応が予測できるという。
「世界最大の飲料メーカーらはCMの評価のために、多額のIT投資を行っている。この5年で脳の自然認知情報の定量理解と解読、人工知能の一般認識技術の実現と応用が進展、この2つの融合研究がさらに発展していく可能性が出て来た」(西本研究員)。
この背景には、脳情報の理解、脳型人工知能を開発するための数理基盤であるエンコーディング(人工脳)と脳情報の理解(何を感じ、考えて、意図しているか)を解読するためのデコーディングモデル(脳活動解読機)の数理基盤が整って来たことが大きい。
NICTとNTTデータとの共同実証実験では、TVCMのシーンごとにその視聴中の脳活動から「認知対象物」、「認知対象動作」、「印象」について、確率の高いものをアプトプットすることが可能になった。
NTTデータでは、動画広告のシーンごとに与えた印象の分析、素材全体のインパクト評価、広告主の狙いと実際の効果の定量的ギャップ分析、具体的な構成要素の改善提案などのトライアルサービスの提供を始めるとしている。

第4l期中長期計画における組織構成

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