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~ 3次元距離計測スキャナの開発が可能なToF方式CCDセンサー、「epcシリーズ」の販売を11月から開始 ~

世界における最先端技術の技術商社、㈱リンクス(村上慶代表取締役)は、7月、スイスのESPROS(エスプロス社=所在地:スイス・サルガンス、CEO & President:Beat De Coi)と、日本国内における総代理店契約を締結し、11月より同社製品の展開を開始する。

エスプロス社は、オプトエレクトロニクス関連企業向けに各種ICや3次元センサーを開
発・製造しているスイス企業。その独自性が評価され、2006年の設立以来、欧州、アジア、米国において様々な業界の企業に幅広く採用されている。

同社は、早い時期に先進技術「ToF(タイム・オブ・フライト)方式CCDセンサー」の将来性を確信し先行投資を行い、製品開発に成功した。リンクスは、国内市場における既存のセンサー技術を刷新するため、総代理店契約を締結した。

リンクスでは、11月より、ToF方式の距離計測CCDセンサーである「epcシリーズ」の販売を開始する。カメラの光源からの光が、計測対象表面で反射してカメラに戻ってくるまでの時間を計測することで、対象物との距離を算出する。

ToFの技術は測量機器や人体検知センサーや自動車の外界センサーとして自動車メーカー各社が採用に取り組むなど、昨今注目を集めている。

これを利用すると、撮影対象の立体情報(距離情報)を画像として取得する3次元の距離計測カメラを開発することができる。また、高い外乱光耐性や裏面照射による高感度化などが実現できる。海外では自動ドアや、無人搬送車、ドローン、配送ロボットなどに組み込まれるなど、すでに多くの企業で採用されている

リンクスでは、「epcシリーズ」は距離センシングを必要とする様々なアプリケーションで活用されるとみて「特にロジスティクス、ロボット、セキュリティ分野の企業を対象に販売していく」(村上代表)としている。