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「IoTイニシアティブ2016 開催」
「IoT・AI・ビッグデータがもたらす破壊的イノベーションとビジネス革新」
IICのR・ソーレ氏が特別講演

基調講演を行うIICのR・ソーレ氏基調講演を行うIICのR・ソーレ氏

基調講演を行うIICのR・ソーレ氏基調講演を行うIICのR・ソーレ氏

新しい産業社会に多大なインパクトをもたらすキーワードとしてIoT(モノのインターネット)が注目される中、11月4日、東京・お茶の水ソラシティカンファレンスセンターで、「IoTイニシアティブ2016」(主催・経済産業新報社/共催・独立行政法人情報処理推進機構【IPA】)/企画・運営・ジェイスピン、後援・経済産業省【METI】他15団体)が「IoT・AI・ビッグデータがもたらす破壊的イノベーションとビジネス革新」をテーマに開催された。当日は晴天にも恵まれ、約300名の来場者で、ほぼ満席の状態だった。

今回のイニシアティブでは、世界のIoTをリードする、IIC(インターネット・イニシアティブ・コンソーソーシアム)でエグゼクティブ・ディレクターを務めている、リチャード・ソーレ氏を招聘、「IoTスタンダードと成功例:私たちが学んできたこと」をテーマに特別講演が行われた。ソーレ氏は「われわれはインターネットによる産業革命の前夜にいる。今後生産性が2・5倍から4倍となる新しい社会をどう作っていくのかがとても重要だ」と述べた。

特別講演のⅡでは、経産省の吉本豊商務情報統括調整官が、日本の進めるIoT推進コンソーシアムの状況に触れながら「IoTとAIの融合によるビジネスモデルへの挑戦」をテーマに、次々現れ始めてきているプロジェクトを紹介した。

次に、オフィシャルスポンサーである富士通の菊田志向執行役員らによる「富士通のIoT戦略とIICにおける普及活動」、NTTデータ・EAS(エンタープライズ・アプリケーション・サービス)の青木秀行社長による「BOSCH工場見学レポート・インダストリー4.0の実像」と題したプレミアムプレゼンテーションが行われた。

特別講演3では、産業技術総合研究所人工知能研究センター首席研究員の西田佳史氏が「繋げるAIによる生活機能レジリエント社会の構築」を解説、「隠れている社会課題の解決にAIが大いに役立つ社会が来る」と力説した。

次、オフィシャルスポンサーであるセゾン情報システムズHULFT事業部の本間清定氏のプレミアムプレゼンテーションの後、パネルディスカッションに移った。

モデレータはIPA・SEC(ソフトウェア高信頼化センター)所長の松本隆明氏。パネリストには、農業・食品産業技術総合機構の平藤雅之氏、LIXILの高田巌氏、自治医科大の藍原雅一氏にR・ソーレ氏が加わり、それぞれ分野でのIoT取組み状況や課題について「情報共有」を行った。

データのプライバシー問題や安全性、イノベーションの可能性について幅広いディスカッションが行われ、来場者からも「大変勉強になった」という声が相次いだ。

インダストリアル・インターネットにより世界のGDPは飛躍的に成長する

インダストリアル・インターネットにより世界のGDPは飛躍的に成長する

ソーレ氏

ソーレ氏

松本所長

松本所長

吉本調整官

吉本調整官