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ロシアの大陸棚に眠る2兆5千億ドルの資源、開発のパートナーが必要

セチン・ロスネフチ社長のコメント(ボストーク通信より引用)

会議に遅れて参加したロシアのセチン・ロスネフチ社長(中央)。その右隣はコマツの坂根相談役

会議に遅れて参加したロシアのセチン・ロスネフチ社長(中央)。その右隣はコマツの坂根相談役

「日本の投資家の皆さんには、今日は包括的な提案をしたい。我々は個別の事業パートナーだけを探しているわけではない。採掘、インフラ、加工、輸送、といった全ての過程に及ぶ共同投資の取り組みを検討する用意がある。

ロシアの大陸棚に眠る資源10分の1だけでも、現在の価格で2兆5000億ドルに相当する。だがこれを採掘するには4000億ドル以上もの資金を要する。このような巨大な事業には、集合的な努力と確かな技術を持つパートナーが必要である。
日本への送電事業の構想について、サハリンからの海底ケーブルによる送電はコストが相当に低く、日本の業者の利害を損ねないような技術的な方法も見つけられる」と述べた。
<ウクライナ情勢のビジネスの影響について>
「ロスネフチはロンドンに上場している国際企業であり、現在の情勢で株価が下がった時点で自ら持ち株を買い増しした」ことを明らかにした。また、今秋、同社は新たな埋蔵資源をバランスシートに計上する予定で、その際株価が上がるので「今買えば儲けられる」と述べ、会場から拍手が起きた。
「また、わが国の政治家は合理的な人々だ。制裁の範囲をいたずらに広げれば、経済的利害が広がり、対立は深まり、非生産的だ。だから、我々は、現在の状況に懸念を抱いていない。長く続くことはないだろう。
日本のパートナーにも敬意を持って接し、可能な枠組みの中で協力を深めていく。ロシアと日本の間には極めて大きな展望が広がっており、我々は細心の注意を払って協力を進めて行きたい」と述べた。

 

第6回日露投資フォーラムでの署名文書

第6回日露投資フォーラムでの署名文書

 

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