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大和ハウスが寄贈した「学術研究館」

左からテープカットをする坂村教授、大和ハウスの樋口会長、東大情報学環長の須藤教授、隈教授

左からテープカットをする坂村教授、大和ハウスの樋口会長、東大情報学環長の須藤教授、隈教授

東京大学の春日門に、大和ハウスが寄贈した「東京大学院情報学環『ダイワユビキタス学術研究館』」がオープンした。
この研究館には、橋や建物といった構造物をデジタル空間上でアーカイブする「ユビキタス空間物アーカイブ・ギャラリー」、125席のホール「ダイワハウス石橋信夫記念ホール」などが設けられている。

監修は同大学院の坂村健教授が担当し、世界最先端のICT技術、センサー技術を採り入れ、温度・湿度を自動検知する「環境モニタリングシステム」や自分の居場所を自動認識する「ユビキタス場所情報インフラ」が導入されている。東大のユビキタス分野の教育・研究拠点と、建築のデジタルアーカイブ施設を融合させている。
研究館の意匠・設備設計は東大大学院の隈研吾教授が担当、自然素材である不燃杉板を5500枚外壁にめぐらせた。CGを使って1枚1枚同じ幅にならないようにデザイン配置され、裏にある懐徳館(旧東大の迎賓館)との調和をもたらしている。
大和ハウス工業の樋口武男会長は「創業者である石橋信夫の公の精神を実践すべく、東大にこの施設を寄贈した。世界で活躍する人材を育てて欲しい」と挨拶し、その後館内を見学した。案内をした坂村教授は30年前からこのような「電脳住宅」を唱えており、やっと時代が追いつき、ユビキタスが実現したことで一番うれしそうであった。
左からテープカットをする坂村教授、大和ハウスの樋口会長、東大情報学環長の須藤教授、隈教授

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